一覧へ

台湾の KAWAII デザイン

up to date : 2022.07.23 Sat

大家好(ダージャー・ハオ:皆さんこんにちは)!デザイナーの新田です。

 

今回は、渡台後初めてとなる旅行で高雄(たかお/Kaohsiung)市にやってきました!

大型船も入港可能な『世界第三の港』としてアジアやインドとの玄関口であり、

多くの美しい自然や貴重な文化的建造物を残しながら、

東アジア最大のコンサートホールを有する《衛武営文化芸術センター》や

倉庫をリノベーションした商業施設があったりと

懐かしさと目新しさが混ざり合う、台湾南西部に位置する都市《高雄》。

 

(気持ちの良い青空の下、潮風にあたりながら眺める高雄港)

今回はこの綺麗な海を眺めながら「いつか JORNAL に書きたい」と思っていた、

台湾の KAWAII デザインたちをご紹介します。

まるでテーマパーク?!なコラボ店舗

日本と同じように、台湾にも街のあちらこちらにコンビニエンスストアがありますが、

中でも最大手の《セブンイレブン》は企業やキャラクターとコラボレ—ションし

店舗の内外装デザインだけでなく、その店舗限定の商品を展開したりと、

コンビニエンスストアというよりココはもはや“テーマパークの一角”です!(笑)

 

台北にある航空会社〈スターラックス航空(星宇航空/STARLUX)〉とのコラボレーション店舗、

世界中で大人気のビーグル犬・スヌーピーが登場する

コミック《Peanuts》の世界で彩られた高雄のコラボレーション店舗は……、この通り!

ちなみに、台北にも同様の店舗(《Peanuts》ファンとして確認済!)があるのですが、

店舗の全体的なデザインなのか単純に広さなのか解りませんが高雄の店舗の方が グッときました。(笑)

モデルプレーン(スターラックス航空)やぬいぐるみ(Peanuts)をメインに

マグカップやソーサー、マスクやカバンなどが店舗限定販売商品になっています。

 

(星宇航空とのコラボ店舗:台北市/PEANUTSとのコラボ店舗:高雄市)

そして、旅の途中で立ち寄った台南市では、

台湾セブンイレブンのキャラクター《OPENちゃん(OPEN小將》と

サンリオキャラクターズ》とのコラボレーション店舗を見つけ思わず入店してしまいました。

普段目にするOPENちゃんたちの柔らかいトーンのカラーリングへと変わり、

スイーツとのイメージも相まって底知れぬ KAWAII パワーを感じました。(笑)

 

(OPENちゃんとサンリオキャラクターズとコラボ店舗:台南市)

日本の Suica(スイカ)や PASMO(パスモ)と同じく、

台湾で交通の他にも電子マネーとして利用することができる

《悠遊カード(ヨーヨーカード/悠遊卡)》、《iCash(アイキャッシュ/愛金卡)》、《iPASS(アイパス/一卡通)》と呼ばれる

非接触型ICカードも楽しいデザインがいっぱいです。

ディズニー、サンリオ、サンエックス、《KAKAO FRIENDS(カカオ・フレンズ)》のキャラクターや

ドラえもん、名探偵コナン、鬼滅の刃、クレヨンしんちゃんなどの

日本でも人気の多くのアニメーションがカードになったり、

企業とのコラボレーションやアニメの周年記念として数量限定の企画デザインカードもあります。

 

こうして同じ場所で同じように生活しファッションや持ち物などを見ていると、

台湾の皆さんは性別や年齢を問わずに

人それぞれに自身の好き(=想い)をとても大切にされているように感じます。

僕はそれが個人的に感じる台湾の大きな魅力の一つであると思いますし、

自身の居心地の良さに繋がっているのではないかと思っています。

 

(台湾で使用できる非接触型ICカード:個人所有物一部)

台湾に住んで思うこと

先月6月20日、シンクメディアはめでたく15周年を迎えました

日々多種多様な案件がメンバー間で共有され、複数の案件が同時に進行していく様を見ながら

ご依頼いただく制作物の役割を熟考、情報を正しく精査・把握し、

人の意識や行動に訴えかける“かたち”を模索・制作する難しさと楽しさを感じられることは

この会社のデザイナーとして、一員(メンバー)として、とても嬉しく思っています。

(在籍3年未満のまだまだヒヨッコではありますが……:苦笑)

ここ台湾で見聞きし体験したことを日本にいるメンバーへフィードバックしていくことで、

新たなアイデアやデザインが生まれたりするのではないかと、

20周年、30周年に向けて何か動けたらと最近ではそんなことを考えています。

 

それではこの辺で、謝謝大家!掰掰〜!(シェシェ・ダージャー!バイバ〜イ!)

category : /   |  posted by : takeshi nitta