自家製キムチは、マシソッソヨ!
こんにちは、発酵食品大好き(!)デザイナーの新田です。
突然ですが、皆さんはキムチはお好きですか?
僕は元々辛い食べ物はあまり好んで食していなかったのですが、
韓国へ行くようになってからその苦手意識が若干ではありますが薄らいだように思っています。
そのキッカケになったのが《キムチ》でした。
本場・韓国で覚えたキムチの味
お店で食事をすると《バンチャン(반찬)》というキムチやナムルなどの前菜が数枚の小皿で出てきます。
その中にあるキムチは各お店(や家庭)ごとに作られることもあってか辛味や甘味、酸味は様々ですが、
個人的に思うのは素材そのものの味とちゃんと発酵した味がして、とても、とても美味しいのです!
日本の一般的な小売店などで販売されている商品は
当然のことながら日本人の味覚に合わせた味付けであることや浅漬けのものが多いため、
あまり感じられにくい部分かもしれませんね。
美味しかったキムチを「また食べてみたい」という気持ちと
「料理好きの発酵食品好きとしては“避けては通れない”道だ!」というナゾの使命感から(笑)、
ネットで幾つかのレシピを見比べキムチ作りを始めました。
毎年この時期にキムチを作り始めてから3回(年)目となる今年、
地元は福岡・糸島産の野菜(オキアミや唐辛子粉など一部の食材は韓国産のもの)を購入してきました。
キムチの主原料である白菜の旬は「10月〜2月」ですので、この時期は甘味が増し、
かつ流通量も増えることから手頃な価格で入手できるのは嬉しいですね♪
旨味たっぷりの水分を含んだ、朝採れの新鮮な白菜を購入したその日に塩漬けし、
翌日しんなりとし水を切った葉の一枚一枚の間に《キムチソック(キムチの漬けダレ)》を塗り込み、
ホーロータンクに詰めた後、数日間寝かせれば「完成」となります。
原材料のほとんどを地元産のものとしたことで
「過去に作ってきたものより調和した味になるのでは?」なんて密かに考えていましたが、
その関係のあるなしは脇に置いておいても、結果、今までで一番美味しいキムチが出来たように思います。(笑)
記録的な寒さを吹き飛ばそう!
前年の反省点を回を重ねるごとに調整していく、キムチ作り。
僕が見ているレシピは「韓国の方から直伝」というものらしいのですが、
過度に変えずに僕にとってより良い調整を加えながら美味しいものができたらと考えています。
今冬はラニーニャ現象のため、また寅年の冬は寒いなんて言われていますが、
記録的な寒さの中にあっても、添加物が入っていないカプサイシンたっぷりの自家製キムチを食べて元気に、
また、もっと温まるためには(もう少し発酵が進んだ時に)チゲ鍋なんかも良いかもしれませんね。
本物の味を知り、自分が好きな土地で産まれた拘りの食材を使い、料理(味)を突き詰め愉しみながら、
自身の心身ともに健康になるということは本当に幸せなことですね♪