検索順位は「Googleアカウント ログイン中」だと変わる
皆さん、Googleアカウントってお持ちですか?
Gmailを使っている方はそのメールアドレスとパスワードがGoogleアカウントですね。
Googleのサービスを使うことは多々あると思うので作っておくと便利です。
では、Googleアカウントから都度ログアウトしてますか?
人によって異なるとは思いますが、ログインしたままという方も多いと思います。
実は、ログインしたままだと
過去に検索した時の検索傾向と
Googleアカウントが紐付けているのをご存知ですか?
つまり、Googleアカウントにログインしたまま、
様々な検索を行っていると、Googleは検索のクセを覚えて、
そのクセに合わせたWebサイトを検索結果画面に表示しています。
下記がその例です。
ログイン中、ログインしていない状態それぞれで
「ランチ」というキーワードで検索してみました。
ログイン中
1. ランチは銀座で決まり!お得な「銀座」おすすめランチランキング …
2. 港区のお店・グルメ情報 (ランチ) 昼の人気ランキング [食べログ]
3. 港区芝のお店・グルメ情報 (ランチ) 昼の人気ランキング [食べログ]
4. ニューストピック
ログイン中は上記のように並んでいるのに対し、
ログインしていない状態では、
ログインしていな状態
1. 港区のお店・グルメ情報 (ランチ) 昼の人気ランキング [食べログ]
2. 港区芝のお店・グルメ情報 (ランチ) 昼の人気ランキング [食べログ]
3. 東京都港区 ランチ 話題のお店ランキング – Yahoo!ロコ
4. ランチの画像検索結果
という風に、表示されている検索順位が異なります。
ではSEO対策って必要ないの?
と思う方もいるかもしれませんがそうではありません。
やはり検索順位が高いほうが人の目に付きやすいのは確かです。
ただし、SEO対策をして検索順位が1位になったからといって、
Googleアカウントにログインしている他の人の場合は、
2位や3位に表示されている可能性もあります。
つまり、目指すのは「検索順位1位」ではなく、
ターゲットに伝えたい内容がちゃんとWebサイト内にあるかということです。
そして、検索結果画面に表示されるページタイトルやスニペットで、
サイトの内容が伝わるかです。
そう考ると、Webサイトとは自分の伝えたい内容を、
どのように情報設計し、どのようにデザインし、どのように更新していくかとなります。
Webサイト制作を検討されている方などは
そういった視点で考えると
どこから考えればいいか分かりやすくなるかもしれません。